TIMETUNNEL
Vintage Motorcycle Festival

  

2001年10月9日 体育の日
筑波サーキットにて「タイムトンネル」が開催された。

第一回目の開催は1978年、開催から四半世紀。
日本のモーターレースで活躍した往年の名車や、スクーターまでが一堂に会した。

デモランあり、本格派レースのグランプリクラスあり
一番古いのは1911年製、日 伊 独 英 多様な国籍のバイクがツクバに集結しました!

今回の参戦は BAT MOTOR CYCLE様より
イタリアのコルサリーノというメーカーのバイク
モトモリーニで、ウルトラライトウエィトクラスへ。

このマシンはかなりシビアで
まわさないとストールしてしまう。
一度失速してしまうと、もうスピードは落ちる一方。
押しがけもアクセルとクラッチのつなぎが異常に難しい。
オーナーであるツネート氏は いとも簡単にかけるのであった....。

午前中の練習走行が終わり、午後の開催式の前には
パレードが。
バクパイプでの演奏は「アメージンググレイス」

演奏を聞きながら、レースへの準備をする。
その頃から雨が降り出してきた。
それでなくてもシビアなモリーニなのに....まずいよ!

オープニングセレモニーが終わり
まずはタイムトンネルランから
これはレースではなく、ライダーがマシンに合わせた衣装でマイペース周回。

それにしても、このレースは平均年齢が高い!!
20代なんて片手にもならない、最年長は67才の方で
トライアンフでグランプリクラスに参戦なさったいた。
このグランプリクラスは 元ヤマハのファクトリーライダーや
マン島レースの常連さんなどがエントリーしていた。

ピットで見ると普通のおじさんなのだが、いざコースにでると
そこらの若僧にも負けない...どころか余裕のカッコよさ!

レースの合間にはパレードクラス。

この小さいバイク(?)には最年少9才の男の子が乗り
コースを走行。

ゆっくり見学したいのだが、オイラのレースはしょっぱななのである。
スタートは押しがけなので、ウォームアップ場へレース前の
練習に行く。
グリッドは会員さんが前列、押しがけ補助と非会員のオイラは
最後尾からのスタート。


レーススタートの時間が近づいてくる。
午前中は曇り、天気予報では一日もつだろうのことが
レース前にポツポツと降りだしてきた。

このモリーニは シビアもシビア
いままで乗ってきたバイクと同じ様にはいかないのだ。

押しがけもアクセルを繊細なまでに じわーっと開け、
クラッチも繋がるか切れるかのギリギリのところを
探りながらなのである。
練習走行が終わってからも
ウォームアップ場で押しがけの練習をする。
そのときには ちゃんとエンジンもかかってくれた。

でも やっぱりシビア〜!
ちょっとでもミスすると「んぼぼぼぼぼ〜」と
かぶってしまうのだ。

レース前に押しがけに不安を抱いていたところ
「押しがけは10回やったら10回かからないとダメだ」と
言われていたので
かなり練習をした。

10回やったら10回かかる状態までになったので
なんの不安もないはず....なんだけどなー。
各ライダーがグリッドに並ぶ。
押しがけ補助として おケンコーが一緒だ。

このころには霧のようだった雨もボツボツと大粒に、
しかも風がでてきた。

こんな気温や気圧の変化に
モリーニはどーなるのか!?

ドーバー程のピリピリするような緊張感はないのだが
これまた違った意味での緊張が...

ちなみに どーでもいーんすけど
オイラのヘルメットおにゅうなんすよ。
パトスデザインでペイントしてもらったっす!
きた!きた!きた!スタートだ!

「うら〜」と押してくれるケンコー
「おうりゃ〜」とパタパタするオイラ。

モリーニのエンジンが ボボボボボボ
おっ!くるか?くるか?かかるか〜!!

......かかりませんでした。

「な!な!なんでー!!」

ときにこのタイムトンネルでは20台並んでいたら
約半分はスタートできないのである。
旧車って たいへんなんですねぇ。
はぁ....泣きそうっす。